2024/12/18 02:24
レリーズボタンには、ソフトレリーズボタンやシャッターボタンなどの呼称がありますが、手ぶれ補正を少しでも防ぐためにボタンを押しやすくしたり、凹凸の形状を変更して好みのタッチフィーリングを実現するための製品です。フィルムカメラの時代から使用されており、見た目のアクセントにもなりますし、シャッターボタンの位置がわかりやすくなり、操作感が意外に大きく変化するお勧めの製品です。
コンケイブ形状(凹タイプ)は指先の湾曲に沿っていますのでしっかりとシャッターを押せます。コンベックス形状(凸タイプ)はよりソフトなタッチでシャッターが切れると思います。
【スクリュータイプ】
スクリュータイプの取り付けはシャッターボタンにねじ込むだけです。付属のゴムリングの使い方は、外れるのを防止したり、高さの調整にご利用ください。
スクリュータイプは使用しているうちに緩んでくる可能性がございます。私自身も知らない間に外れてしまい、探し回った記憶もございます。落下防止には、ねじのゆるみ止め用接着剤として古くから使用されているLOCTITE®(ロックタイト)をお勧めします。ロックタイトには赤、青、緑、紫がありますが、必ず中強度の青、もしくは低強度の紫を使用してください。1滴でも多すぎます、先端にほんの少しだけつけるだけで緩みを防止できます。
【両面テープタイプ】
両面テープタイプの取り付けは、シャッターボタンをアルコールなどで拭いていただき、貼り付けるだけです。
シャッターボタンは常に指が触れる場所ですので、油分がつきやすい部分です。油分は両面テープの接着力を低下させますので、脱脂していただくのがポイントです。
アルコールが無い場合は、少量の中性洗剤を薄めた液で布を湿らせて拭いてください。拭いた後は水で湿らせた布で拭き上げて乾燥させてから貼り付けてください。
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