2023/08/10 03:38


昔むかし、一眼レフカメラは当然のようにケース付属で販売されていたものです、カメラがまだ今ほど普及しておらず高級品だった時代です。50年ほど前、昭和47年(1972年)に発売されたオリンパスOM-1は、ボディ+ケース付きで39,500円、はがき10円、大卒初任給48,600円の時代です。昭和54年のOM-2Nは1.4の50mm標準レンズ+ケース付きで107,500円、今ほど普及していない時代でした。
以来、私も当然のようにカメラーケースを付けてきましたが、フィルム交換の際に取り外すのが億劫で、最近はバッテリー交換の際に外すのが特に億劫で、いつの間にか使わなくなっていました。
しかし、ライカQ2という高価なカメラを手にした時、これは絶対傷つけたくないと再度純正ケースを購入し、SDカードを取り出すにもケースを外す作業が面倒だなと思いながらも、常時使用していました。
アナログカメラは30年50年、100年と生き続けますが、全てがデジタルになり、5年後、10年後、センサー交換やキャパシタ交換が出来るのか、それを考えると下取り交換が当たり前のようになり、できれば次の買い替えまで無傷のAクラスでと。だから私はこれからもつける派でいくつもりです。